ちは!早稲田大学自動車部1年の三国です。
今回は、先月末に行われた全関東学生ダートトライアル選手権大会(通称:全関D)のGPレポートを執筆しました。今シーズンのダート車輌は、黒インテグラでの参戦となりました。ミッションに不具合が出ていたため、載せ替え作業を行い、無事に試合へと参戦する形となりました。

大会前の練習では、オルタネーターの不調により急遽ピットでの交換作業を行うこととなりました。午前中は貴重な練習機会を逃す形となりましたが、午後には無事交換作業が終了し、本来の調子を取り戻した黒インテグラは快調な走りを見せました。
大会当日6月23日は、例年の快晴とは異なる、生憎の雨の中での開催となりました。大会では、ジムカーナ同様に3人の選手が午前・午後でそれぞれ1回ずつ走行し、それぞれの選手のベストタイムの合計で順位が決まります。降ったり止んだりを繰り返す雨によるコンディション変化が起こるウェット路面で、各大学気合を入れて勝負に臨みます。

まず、第一走者は3年吉田です。吉田は今大会より初めてダートトライアル競技を走るドライバーですが、前大会のジムカーナ大会ではオープン枠として出場し、好成績を修めています。練習走行時にはミスコースが課題となっていましたが、本番一本目では1‘56,070でトップタイムをマークし、幸先の良いスタートを切ります。
続く第二走者は3年宮崎です。昨年度からスピード競技選手を務める宮崎は、昨年度からの経験を活かした堅実な走りで1‘55,850という、全体2番目のタイムをマークする好調な走りを見せました。走行終了後「まだ全然詰められる」と語る宮崎は、午後に期待を残します。
午前最後の走行は男子の第三走者、4年安達です。安達は2年前からダートトライアルの選手で、今大会ではエースを務めます。他大学の選手がタイムを伸ばし、宮崎は全体4位、吉田は全体6位に順位を落とす中、安達は圧巻の走りを見せ、続く慶應の第三走者を抑え午前トップタイムをマークしました。安達のトップタイム更新により午前の時点で早稲田は男子団体トップに躍り出ます。

ここで午前走行が終了し、昼休憩と慣熟歩行が開始となります。選手は各々の課題を解決するため再度コースを歩きタイムアップのカギを見つけます。この間に下級生は車輛準備と記録の整理を行います。選手が輝く場を用意することも部員の立派な仕事。この日はタイヤ交換と足回りの増し締めを行いましたが、慣れた手つきで完璧なチームワークを見せ、難なく車輛準備を済ませることができました。午後の走行は午前と同じ走行順で行われます。
午後一本目は男子第1走、吉田の出走です。団体トップには躍り出たものの、2位に慶應義塾大学とのタイム差は約1秒のみ。午後はさらなるタイムアップを果たしてライバルに一歩リードをつけたいところですが、本番2本目にてまさかのミスコース。二走目のタイムは残らず午前の1‘56,070が吉田の記録タイムとなり、そのまま第2走者にバトンを渡します。
続いての走行は、3年の宮崎です。吉田がタイムアップを果たせなかったいま、宮崎と安達がどれだけタイムを稼げるかが勝負の肝となります。コース序盤では冷静かつメリハリのある素晴らしい走りを披露しますが、中盤でやや気持ちがはやってしまったか、突っ込み過ぎにより大きく失速してしまいます。終盤セクションではなんとか冷静さを取り戻し、安定したライン取りでチェッカーフラッグを受けました。記録タイムは1’52,180と、午前のタイムを3秒も上回る好タイムをマーク、中盤のミスを巻き返す見事な走りを披露しました。

男子団体最後の走行は男子第3走、エースドライバーの安達です。慶應義塾大学の第1走者が午前のタイムを6秒も上回る走りを見せ、現時点での団体順位は慶應義塾大学と約6秒差で2位となっており、早稲田大学が団体優勝を果たすにはマージンを取っても約6~7秒のタイムアップが必須条件となります。大きなプレッシャーがのしかかる中、安達は終始見事なマシンコントロールを見せ、1‘50,720とコンマ7秒近くのタイムアップを果たします。しかし、慶應義塾大学には届かず、その後の中央大学の第3走者も大きくタイムアップを果たし、中央大学とはコンマ5秒差で団体優勝、準優勝を奪われる形となりました。
全員の走行が終了し、早稲田大学の正式結果は男子団体3位。男子個人では4年安達が4位、3年宮崎が5位入賞を果たしましたが、惜しくも表彰台には届かず、今シーズン最後のスピード競技の全関東大会で悔しい結果を残す形となりました。

最後に、日頃より多大なご支援をいただいておりますスポンサーの皆様に、改めて深く感謝申し上げます。今後ともご声援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
以上をもちまして、本大会の結果報告とさせていただきます。
