【新勧】自動車部歳時記-WUACの1年-

ちは!早稲田大学自動車部3年、吉田です!

今回の活動日報は「自動車部歳時記」と題しまして、自動車部の1年間をご紹介いたします!活動が謎に包まれている自動車部が、今、そのベールを脱ぐのです……!

※コロナ禍で一部変更となる可能性があります。また、マスクをつけていない写真はだいたいコロナ前の写真です。
自動車部の1年をご紹介!

4月

4月のメインイベントと言えば、新勧です!大学全体で熾烈な新歓合戦が繰り広げられるわけですが、自動車部も西早稲田キャンパス(通称・理工キャン)や部室ガレージ前に部車を展示します。新勧イベントではジムカーナの同乗体験やバーベキュー、部員対抗カート大会なども……。

2022年度は新歓でカート大会を行いました。

ただし、これはコロナが無ければ、のお話です……。現在は主にオンラインでの説明会を行っています。新勧期間はもちろん、ご希望があれば随時開催いたします。wuac@list.waseda.jpにメールを送る、Twitter(@wuac_waseda)/Instagram(@wuac_107)にDMを送る……どんな形でも大丈夫です!ご連絡お待ちしております。

興味を持っていただけたら、実際に見学/体験入部となります。説明会を経由しない、飛び込みでの見学も大歓迎……ですが、事前にご一報頂けますと幸いです。

体験入部では、「始業運行前点検試験」や、簡単な自動車整備などをご体験頂きます。頼もしい先輩が優しく教えてくれます!

「始業運行前点検」を教わります。部活動に必須のスキル。

5月

5月の初めに入部式が行われます。この後も入部可能ですが、この辺から新入生も「お客さん」ではなく「自動車部1年生」として扱われるようになります。

あ、別に急に先輩が怖くなるとかではないです。

自動車部では、月水金17:30から部室で整備、土日に遠征という流れがルーティンになります。遠征では各地のサーキットに出向き、クルマの調整を行っていきます。1年生も遠征に参加し、整備や現場での動きを学んでいきます。

ピッカピッカの自動車部1年生だ!

整備を教わる1年生

何度か練習会を終えると、いよいよ大会がやってきます。5月と言えば全関ジムカーナです!1年生もチームを支える大事なメンバーとして、大会に参加します!カラフルな他大学のマシンも勢ぞろい!練習会とは異なる独特な雰囲気、病みつきになること間違いなし。

えんじ色のシャツと特注レーシングスーツ、良いですね。

全関ジムカーナが終わると、ダートトライアルのシーズンになります。毎週の練習会では、豪快な走りを魅せてくれるマシンにきっと釘付けになるハズ。

通称黒インテ。ダート車のエースです。

6月

6月もダートトライアル練習会が続きます。積極的な1年生は、この頃に「練習ドライブ」を始める時期ですね。

安全運転を先輩が丁寧に教えてくれます。

6月の末頃にはダートトライアルの大会、全関東学生ダートトライアル選手権大会(全関D)が開催されます。クルマに厳しい環境では、思わぬトラブルが発生することも…。ジムカーナ以上に、チームとしての力が試される大会です。

競技の派手さは自動車部でも群を抜くダートラ

この大会で2022年の関東戦は一区切り。次はいよいよ全日本戦です……!

7月

7月も引き続きダートラの練習会が続き、7月末の全日本ダートに備えます。開催地は栃木県の丸和オートランド那須と、広島県のテクニックステージタカタ、これを1年ごとに行き来します。ちなみに2022年は丸和の年。全国から集まった強豪相手に、早稲田の精鋭として挑みます!

疾走する早稲田の黒インテグラ
女子選手も大活躍!

7月と言えばもう一つ大事なイベントがあります。そうです、学期末テストですね。自動車部は文武両道を掲げておりますので、しっかりお勉強しましょう。一昔前は留年上等だったとの事ですが、最近の自動車部員は意外と好成績な人も多いらしいです。

8月

8月は再びジムカーナの季節です!夏に鈴鹿サーキット国際南コースで行われる全日本学生ジムカーナ選手権大会は、規模も熱気も自動車部最大級!この全日Gが終了すると、スピード競技は一旦お休みになります。

鈴鹿南コースを疾走する青EG。

また、8月と言えば夏休み!大学生の夏休みは9月まで続きます。1年生はこの時期に合宿で免許を取得する人も多いですね。

夏のWUACにはもう一つ、大事なイベントがあります。それが『正課授業』です。皆さん、早稲田大学では体育の授業で「自動車」という授業が履修できるのですが……ご存知でしたか??(※2023年度はコロナで中止予定。残念……。)

自動車部は授業TAとして、 授業用車輌の整備や先生のお手伝いなどなど、 この授業をお手伝いしています!自動車部には興味がない……と言う人も、体育授業の「自動車」、履修してみてくださいね!

クルマを運転して単位がもらえる授業です。

9月

9月に入ると、部員合宿が行われます!新潟県にある早稲田大学松代自動車練習場に赴き、特に下級生の競技力強化を図るイベントです!

大型バスも運転できます。

ハンドルを回しまくる数日間!

そして自動車部の秋はフィギュアのシーズンです。川越練習場や早稲田本庄学院の敷地を使わせて頂き、 運転技術の正確さを競うフィギュア競技の練習を行います。

10月

10月も引き続きフィギュアシーズン。この時期には「五大学対抗フィギュア定期戦」が開催されます。関東私大が集まるフィギュア大会で、歴史と伝統ある大会になります。ちなみにこの大会、新人枠が豊富に用意されているため、早稲田は例年すべての1年生がエントリーしています。今までは選手をサポートする立場でしたが、選手として出場する大会の緊張はまた違ったものが……!

練習と景色が違う……!

また、11月に控える全日本フィギュアの選手選考もこの頃。1年生から4年生まで、ガチンコの実力勝負です。2021年度は実際に1年生が選手として出場しており、1年から大会出場も夢ではありません!

選手選考はガチンコ勝負…!

11月

11月はいよいよ、全日本学生自動車運転競技選手権大会(全日フィギュア)が開催されます!泣いても笑っても、これが最後の学連戦。この大会結果次第で全日総合杯(=年間日本一)の行方が決まる事もあり、最も空気が張り詰めた大会になります……!

全日本戦の空気は特別です!

全日フィギュアが終わると、部はだんだんとオフシーズンモードに入っていきます。次年度の役職引継や練ドラ、資格試験などが盛んになる時期です。

12月

自動車部にも早慶戦というものがあります。私たちの早慶戦はジムカーナです!1年生から4年生までが同じクルマを操り、慶應義塾大学と激戦を繰り広げます。

ちなみに早稲田は早慶戦四連敗中。今年こそは…!

また、朝日新聞社主催のeSports大会、「GT College League」の決勝戦があるのもこの時期。レースゲームに自信があるアナタ、部活で活躍するチャンスですよ。

ちなみに早稲田は二年連続準優勝。今年こそは…(2回目)!

全てのイベントが終わると卒部式/納会が行われます。4年生はここで卒部となり、部は新体制へと変わります。

せっかく仲良くなった先輩方とも、ここで一旦お別れです…

1月

自動車部は完全にオフシーズン。新年初回の部活では穴八幡へ初詣に出かけることが恒例行事。部を運営する先輩も変わり、多少の違和感を覚える事も。1年生は2年生になり、来る新年度への準備を着々と進めます。

また、この頃になると1年生たちも全員免許を取得、それぞれが「個人車(自分のクルマ)」を手に入れだします。自動車部ではクルマを安く買ったり、維持したりのノウハウを伝えることができます……!

個人車です。別に無くても生きていけるけど、欲しくなってしまうんですね。

2月

2月に入るとスピード競技の選手選考が始まります。ここで良い成績を残した人が、新年度のスピード競技の選手になります。ある意味、大会よりピリつく時期かも。

普段は仲良しの部員たちも、この時はバチバチです。

また、例年この時期に「新人戦」と呼ばれる大会が開催されます。関東自動車部の2・3年生が競う大会です!

同学年のライバルたちに、君のスピードを見せつけよう!

3月

3月にはフィギュアの関東大会、全関東フィギュアが開催されます。新体制となってから初めての大会で、今シーズンを占う重要な大会です。

そして忘れちゃいけないのは新勧活動です!Twitter、ポスター、立て看板……あらゆる手段を使って新勧活動に臨みます。ここまで読んでくださったあなたなら、きっと自動車部に興味を持ってくださっているはず!メール、DM、電話、直凸、なんでもお待ちしております!

一緒に日本一、獲りに行ってみませんか?

連絡先はコチラ

……と、駆け足で説明して参りましたが、以上が自動車部の1年になります。とはいえ、自動車部の1年はもっと濃密で、とてもこの文量で書ききれるものではありません!ぜひぜひ実際にご見学頂き、自動車部の魅力を感じ取ってください!

長々とした文章にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。それでは、説明会でお待ちしております!

早稲田大学自動車部三年 吉田太郎