2月25日 ダートトライアル選手選考会

ちは!早稲田大学自動車部二年の安達です!

2 月 25 日、千葉県は千葉市にあるオートランド千葉にて、2022 年度のダートトライアル選手選考が開催されました。オートランド千葉はのどかな農村の中を走っていると突如現れてきます。あ、ここなんだ?!感は ICC、茨城中央サーキットに通ずるものがありますね。

今回のトピックは、なんといっても二年の大矢根と安達が選手選考に出場したこと!(手前味噌になってしまいますが…)。 「念願だったダートの選考に出られることができて本当にうれしい。」とは大矢根の言葉です。彼は短い期間の中で部内資格を取得し、ジムカーナでも選手に選ばれた今年度注目の部員です。例年よりも人数が多く、競う学年の幅も厚い中、より一層負けられない戦いの火ぶたが切って落とされました。

選手選考に臨む二年・大矢根

午前の慣熟を終えて一本目。ここで人生初のダートを体験した二、三年生は、今さっき体験した興奮と恐ろしさを口にします。思うように動かない車体、少しでもハンドル操作を誤ればその先に待ち構えているのは巨大な土壁。恐怖心に打ち勝ち、事故を起こさず速く走れる限界を探す己との戦いがダートには潜んでいます。

昼の休憩では、選考会のご指導にいらしてくださったOB にすかさず講評をしていただきます。特にダート経験が全くない我々二年生にとっては講評をもらうこと、先輩がたの走りを分析することが必要不可欠です。事故の恐怖と闘いながらも、午後の第二走に臨みます。

午前は様子を伺いながらだった先輩がたも、コース特性がわかった二本目では全開。全員がアツい走りを魅せながらもバトルは続き、選考会はいよいよ混沌としてまいりました。いつもと違う緊張が部員の間を走ります。

そして結果発表。誰が勝ってもおかしくないといわれた今年度の選考を制したのは、四年・最上佳樹、二年・大矢根洋、二年・安達悠人(敬称略)の三人でした。おめでとうございます!

筆者も縁があり、2022 年度はダートトライアルの選手として活動させていただくこととなりました。先輩方の築き上げた伝統を引き継いでいけるよう、精進して参ります。

改めまして、選考会を行うにあたってコースをお借りしましたオートランド千葉様、また当日遠方からご指導にいらしてくださった早川特任コーチ、藤岡OB、ありがとうございました。早稲田大学自動車部は、2022 年度も全日本総合杯の獲得に向け、積極的に活動して参ります。今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。