GT Young Challenge 2021 予選会

ちは!自動車部3年、中野です。

10月30日、鈴鹿サーキットで行われましたGT Young Challenge2021の予選会に参加いたしましたので、ご報告いたします。

……GTYCどころか五大Fまで終わってしまって何を今更…という方もいらっしゃるやもしれません。そもそも私生活でバタバタしており、活動日報自体が2ヶ月ほどご無沙汰になってしまいました。そろそろ下級生に引継を考えなければいけない時期がやってきているなあと感じている今日この頃であります。

というわけで、今回は1年生に活動日報を任せてみましょう!では、執筆者交代。

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ちは!自動車部一年 依田怜です。

いきなりの活動日報で、正直、何を書くのか迷っております。

さて、今回のGT Young Challengeについてですが、予選通過をできたものの予選A組2位と、あまり喜ばしい結果ではありませんでした。

今回のレースでは、ハード・ミディアム・ソフトの三種類のタイヤを3人で走らなければならず、1年大矢根がソフトタイヤ、僕がミディアムタイヤ、3年中野先輩がハードタイヤを選択し、できるだけ長い時間ソフトタイヤで走る計画でした。(車はRX-7 FD セッティングなし)

大矢根の全力タイムアタックの結果、スタートは3位。十分に1位ゴールを狙える位置でした。

そして、特に混乱もなくレーススタート。スタートドライバーは僕でした。5速までしかないFDはストレートスピードが伸びず、東京農業大学さんのスープラに抜かされ、いきなり最下位転落。練習とは全く違うブレーキフィーリングにも翻弄され、みるみる差が開いていきました。この時点で、相当な焦りがありました。そのままの順位で、2番ドライバー大矢根にチェンジ。ここから、大矢根の渾身の走りが光りました。30秒近くあった差も縮まり、なんと一時はトップを独走。ソフトタイヤをギリギリまで使い、最終走者の中野先輩にバトンタッチ。安定した走りで、特に大きなクラッシュなどなく、無事2位でゴールしました。

予選レースで力走を見せる大矢根選手

(個人的なことを申しますと、正直僕が足を引っ張ってしまった感はあります。本番の環境までを想定し、走り方を含めた対応策を考えておくべきだったと痛感しました。)

実は、今回の大会は、スーパーフォーミュラ鈴鹿最終戦との同時開催であったため、予選レース以外にもさまざまなイベントに参加させていただく機会がありました。なかには、スーパーフォーミュラの予選前ピット見学など、とても貴重な経験もさせて頂きました。

ROOKIE RACINGのピット見学。ものすごいものが次々と……。

さまざまな経験をすることができ、非常に充実した予選会となりましたが、この活動日報を書いていて、非常に悔しい気持ちになります。(1位を取りたかったのはもちろんですが、エキシビジョンマッチに出たかった……。)

次のGT Young Challenge 決勝大会は、12月19日(日)。

どんなレースになるのかわかりませんが、相当ハイレベルな大会となるのは予想できます。

前回大会で逃してしまった、優勝を全力で勝ち取りに行きます!

12月の本戦も、応援よろしくお願いします!

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……はい、今回は1年の依田君に執筆してもらいました。本人は本文で謙遜していますが、精神的に総崩れしてもおかしく無いような場面でしっかり第一走者としての仕事を果たしていました。走りに集中させてあげられなかった点については、本当に申し訳なく思います……。悔しい思いをした分、12月19日に開催予定の本戦では、借りを返しに行くつもりで頑張ります!

最後になりますが、今回の大会を主催してくださった皆様、大会関係者の皆様に、改めて感謝申し上げます。また、今回は不甲斐ない結果に終わってしまいましたが、次戦は悲願の優勝を目指して努力して参ります。今後とも早稲田大学自動車部へのご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。