9月19日 川越フィギュア練習会

ちは!自動車部3年、中野です。

9月19日に川越練習場でフィギュア練習会が行われました。

台風の影響で土曜日の練習は中止となってしまいましたが、残った1日でダイナを投入し、有意義な練習ができました。

この練習会が終わると、1年生たちも専門決めの時期となります。この選択が、自動車部人生を決める……ほど大袈裟な話でもないのですが、今後の練習では基本的に専門しか乗らないため、それなりに重みが出てきます。文理選択みたいなものですね。多分。やろうと思えばコンバートができる点も共通しています。

フィギュアに慣れ親しんでいない方のために説明させて頂きますと、早稲田の専門決めとは、今後フィギュアをする上で、メインで練習する種目を選択する、という意味になります。そもそもフィギュアという競技には『乗用』と『貨物』の2種目があります。ルールなどは共通しているのですが、『乗用』はその名の通り乗用車を、『貨物』では貨物車を用いて競技が行われます。乗用はデミオ、貨物は2tダイナが競技車輌となります。ちなみに、かつてはセドリックなどを用いる『セダン』や、4.5tトラックを用いる『大型』、更には複数種目を1人でこなす『三種』なる種目もあったそうです。当時、『乗用』と『貨物』はそれぞれ『小四』『小貨』と呼ばれていたこともあり、早稲田には現在もその呼び方が残っています。

小四で用いるデミオ君。

小四も小貨も同じじゃん、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ところがどっこい、両者は結構違うのです。例えば小四なら、逆サイフロント……つまり助手席側のフロントタイヤを目視することができません。ところが、小貨の場合ミラーがありますので、逆サイFを見る事ができるんですね。他にも、ハンドルの重さが違ったり、タイヤの切れ角が違ったりするなど、地味に見えて重大な違いが多くあります。もちろん、種目によって必要とされる能力も異なってくるため、先述した通り専門決めというのはそれなりに重要な意味を持つわけです。

小貨で用いるトヨタ・ダイナ。

……さて、ここまで読んでくださった読者の方(いるのか?)にはお気づきかもしれませんが、実はフィギュア練習会、そんなに活動日報を書けるような類のものではありません。なので、フィギュアという競技の説明をしていく事によって分量を稼ごうとしています。新歓の時にも文章がそのまま使えるし一石二鳥。

早稲田が目指す全日総合杯に向けて、全日フィギュアは必勝の構えで臨みます。大会まであと2ヶ月弱……。書いてみると意外と日にちが無いことに気付かされます。少ない練習機会を大切に、男女優勝を目指して精一杯努力して参ります。

今後とも早稲田大学自動車部へのご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

あまりにも練習会のネタが無いとアレなので……練習を見学していたカマキリさんをどうぞ。